歯ブラシ以外にもおすすめなケアグッズを使ってみよう
皆さんこんにちは。
大阪市旭区 森小路駅近くの【たつみ歯科医院】です。
皆さんは、普段歯のケアをするのに何を使っていますか?
歯ブラシと歯磨き剤だけという方も多いでしょう。
ですが、歯ブラシで磨けるのは歯の表面などブラシが届きやすい部分だけ。
歯と歯の間にはどうしてもブラシが届きにくく、磨き残しが出てしまうのです。
ある統計によれば、歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間のプラーク(歯垢)の61%しか取り除くことができませんでした。
これではせっかくの歯磨きも効果がありません。
今は、いろいろなケアグッズが出ており、上手に使うことでお口のケアの質がぐんと高まります。
今回は、歯のケアグッズについてお話しします。
デンタルフロスは、歯ブラシの届かない歯と歯の間の隙間が狭い部分の清掃に適しています。
ナイロンやポリエチレン等の弾力性のある細い繊維を数多く寄り合わせて作られていて、繊維が歯と歯の間のプラークをからめとります。
デンタルフロスには、ホルダーにフロスが取り付けられている「ホルダータイプ」と、必要な長さに切り取り、指に巻きつけて使用する「ロール(糸巻き)タイプ」があります。
歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が広い部分の清掃に適しています。
ワイヤーにナイロン毛をつけたものやゴム製の小さなブラシで、歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができます。
歯間ブラシには、全体的、特に奥歯に挿入しやすい形状の「L字型」と、前歯に挿入しやすい形状の「I字型」があります。
です。
奥歯はネック部分を曲げて使用します。
また、歯間ブラシのブラシ部分は、さまざまなサイズがあります。
効率よく歯と歯の間の清掃を行うためには、歯と歯の隙間の広さやお口の状態に合った歯間ブラシのサイズを選ぶことが大切です。
洗口液は、基本的には歯磨きをした後に使います。
先に歯ブラシで歯周病の原因となるプラークを壊し、内部の菌に洗口液の殺菌成分を届きやすくするのが効果的です。
ちなみに、「洗口液」と「液体歯磨き」は違うものです。
同じメーカーから両方出ていることもありますので、ラベルをよく見て選ぶようにしましょう。
このようなケアグッズを使うことで、プラークを効率よく取り除くことができるようになります。
そのため、むし歯や歯周病を防げるほか、口臭予防にもなりますので、マスク生活が続く今おすすめです。
便利なケアグッズですが、お口の状態に合っていないものを使い続けると、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があるため、自分に合っているものを選ぶ必要があります。
また、お口の中の状態は変化していくため、定期的に種類を見直すことも大切です。
当院では、ケア用品の選び方や使い方のアドバイスを行なっておりますので、お気軽にご相談ください。