かかりつけ強化型診療所「か強診」を予防ケアの歯医者に選ぶメリット
皆さん、こんにちは。
京阪電車森小路駅から徒歩3分の【たつみ歯科医院】です。
当院は「かかりつけ強化型歯科診療所」、通称「か強診」に認定された歯医者です。
「か強診」の歯医者とはどのような歯医者なのでしょうか。
簡単にいうと、むし歯や歯周病などお口の健康を守るための定期的なメンテナンスを行えると「厚生労働省が評価した歯医者」です。
「か強診」(かかりつけ強化型診療所)とはなにか、患者さまが「か強診」の歯医者を選ぶメリットなど、詳しくご紹介します。
「かかりつけ強化型診療所」とは?
「か強診」とは、むし歯や歯周病など、あらゆるお口の病気の重症化予防を行い、歯を失うことを防ぐために、定期的なメンテナンスを行える歯科医院を厚生労働省が評価する制度です。
かつて、歯科の予防治療には保険適用が認められておらず、自由診療で行われていました。
ですが、それでは患者さまの負担が大きくて予防治療が普及しないため、厳しい施設基準をクリアした歯科医院のみを対象にして、保険適応の範囲が拡大されました。
令和元年(2019年)における歯科診療所数が全国で68,500件に対し、同年の「かかりつけ強化型診療所」届け出数は10,831件ですので、「か強診」の届け出をしている歯科診療施設はごく一部となります。
参考:
「か強診」を受診する患者さまのメリットは?
「か強診」に認定されると、予防に関わる処置にも保険の適用が認められるため、むし歯や歯周病の予防ケアを費用負担をより抑えて受けることができるようになります。
診療費が安くなると、継続した予防ケアを受けやすくなるため、多くの方が健康なお口をリーズナブルに維持することができます。
たとえば、普通の歯科医院だと自由診療扱いの「フッ素塗布」も、「か強診」の歯科医院であれば、保険適用されるようになります。
ちなみに、か強診の歯科医院なら、予防治療は月1回まで保険適用されますので、毎月なにかしらの予防ケアを保険診療で受けることができます。
「か強診」に認定されるためにクリアする基準
「か強診」の認定を受けるためには、厚生労働大臣が定める以下のような施設基準をクリアしなければいけません。
多くの基準が設けられていますが、このようなものがあります。
・歯科外来診療の安全対策に関する研修を受けている、常勤の歯科医師がいること
・高齢者の口腔機能管理に関する研修を受けている、常勤の歯科医師がいること
・予防やメンテナンスができる、常勤の歯科衛生士が勤務していること
・緊急時に対応できる設備や器具(AED、パルスオキシメーター、酸素吸入器など)や体制が用意されていること
・滅菌、感染防止に必要な設備を完備していること
・訪問歯科診療や歯周炎のメンテナンスなどの維持管理を継続的に行ってきた経験
・医院の敷地内が禁煙となっていること
このほかにも、細かく基準が設けられおり、認定されるためには歯科医院の努力が必要です。
毎月予防ケアを行うなら「か強診」の歯医者へ
日本は欧米に比べると、歯の予防ケアにおいてはまだまだ後進国です。
ですが、「か強診」の制度で予防ケアが普及することで、「デンタルIQ」が向上することが期待されます。
大阪市旭区の歯医者「たつみ歯科医院」でも、より多くの患者さまに予防ケアを行なっていただきたいと考えております。
「最近歯医者さんに行ってないな」という方は、ぜひご来院ください。
予防ケアで、ご一緒にお口の健康を守っていきましょう。